花粉が飛ぶ時期になると目がかゆくなる。
クシャミや鼻水など不快な症状が出るのが花粉症ですね。
でも片目だけがかゆいのは花粉症が原因でしょうか?
片目だけがかゆくなるのは、何が原因なのか調べてみました。
花粉症の症状はどんなもの?片目だけかゆくなる?
花粉症の症状が出始める時期は木本植物と草木植物で違いがあります。
木本植物は2月~6月で、草木植物は4月~10月頃といわれます。
ですが花粉は1年中飛ぶものなので、自分がどの花粉にアレルギー症状が出るのか見極めるのは難しいといえます。
花粉症の症状は、目のかゆみが出てきます。
その他にクシャミや鼻水など、一見風邪の症状と思えるような症状が出ます。
問題なのは目のかゆみで、花粉症の目のかゆみは片目ではなく両目がかゆくなるという事です。
花粉症で出る目のかゆみ・くしゃみや鼻水は、花粉や埃などによるアレルギー反応です。
片目だけがかゆい場合は、花粉症ではないので他の病気を疑うことです。
花粉症の目のかゆみも、別の病気が原因の目のかゆみの場合も免疫力が低下して起こることに違いはありません。
普段の生活から、睡眠不足や体の冷え、食習慣などに注意することが大切です。
体質を改善して、抵抗力を身につけましょう。
片目だけがかゆくなる。考えられる原因とは。
花粉症では目はかゆくなりますが、片目だけがかゆくなることはありません。
では片目だけがかゆくなる病気や原因はいったい何なのでしょう。
花粉症で目がかゆいのも片目だけがかゆいのも、免疫力の低下によるものであることは先に述べました。
またパソコンなどを長時間作業することによって起こる「ドライアイ」も目のかゆみの原因といわれます。
片目だけがかゆいという症状が出るときに考えられるのは、「ものもらい」や「結膜炎」などの目に関する病気が原因です。
関東地方でよく言われる「ものもらい」関西地方では「めばちこ」と呼びます。
これは瞼の縁にある毛穴にバイ菌が感染し炎症を起こして、目が腫れてくる目の病気です。
感染源がバイ菌の場合は麦粒腫(ばくりゅうしゅ)をいい、炎症がひどい場合は霰粒腫(さんりゅうしゅ)を言います。
片目がかゆくなり、目ヤニがでたり、目が腫れたりするなど複数の症状が現れます。
「ものもらい」は人への感染性はありませんが、ひどくなると手術をするほど化膿する場合もあります。
似たような症状に「はやり目」がありますが、「はやり目」は「流行性結膜炎」「ウイルス性結膜炎」といわれ、アデノウイルスというウイルスが原因で起きる目の病気です。
「はやり目」の場合、ウイルスの潜伏期間から1~2週間で目ヤニや目の充血、目のかゆみや痛みが片目に現れます。
「はやり目」は流行性なので、人へうつさないように注意が必要です。
目のかゆみがどの程度なのか、判断が難しい場合は早めに病院を受診しましょう。
まとめ
片目だけがかゆい、この症状だけで花粉症と判断するのは間違いといえます。
どのようなかゆみが出ているのかで、目の病気の判断にもなります。
自己判断をして手遅れにならないよう、早めの受診を心がけましょう。