別居は修復ではなく離婚への近道になります

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夫婦喧嘩の果てに別居になった場合

夫婦喧嘩の多い夫婦、どちらかが「出ていく」もしくは「出ていけ」などと暴言の吐き、本当に相手が出て行ってしまったらどうなるか・・・。

いくら離婚したくない、愛情があると言っても相手方から嫌がられて出て行かれて別居状態を事実上作られてしまうとこれは夫婦関係の破綻とみなされても仕方ない場合があります。

もちろん、単身赴任などで別居している夫婦の方は沢山いますし、関係が良好の場合は何ら問題はないのです。

別居婚、週末婚なんて言葉もありますようにね。

ただ相手が戻る気はないと離婚前提で別居に持ち込んだ場合はことは違ってきます。

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離婚する気はないのなら、別居にならないように注意すべきです

もちろん、別居したからと言ってすぐに離婚になるわけではありません。

離婚裁判をする前に、まずは離婚調停をしなければいけないので。

調停で離婚がまとまるケースがほとんどですが、不成立で終わる場合はどちらかが離婚裁判を申し立てるという順序になっています。

別居期間が長期になっていますと、夫婦が破綻している期間も長いと推測されますから離婚したくない側は別居にならないように努力も必要というわけです。

別居後は夫婦関係破綻とみなされるので離婚は避けられない場合も

いくら片方が愛情がある、離婚したくないと相手に尽くしたとしても、片方が別居してしまえばそれを阻止することはできません。

無理やり相手を連れ戻すことは無理ですよね。

収入に応じた婚姻費用を出してもらうなど、法律でできることはそれぐらいでしょうか。

でも仮に出て行った側が無職であれば、それも難しいですよね。

よく頭を冷やすためにお互い別居しようとか言うセリフがありますが、別居は修復ではなく離婚への近道になります。

離れてしまえば、確かに冷静になります。

最初は執着していた側もいないことに慣れてしまえば考えが変わる場合もあるといえるでしょう。

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