車のエアコンが冷えない!
慌てて納得できないまま部品交換・・・そんなことにならないように知っておきたいことをまとめていきます。
夏場の車内はエアコンナシでは過ごせないほどの高温になることもありますし、異常に気付いたら記事を参考に対処してみてくださいね。
車のエアコンが冷えないときの原因
① 冷媒として使われているガスが不足している、ガス漏れしている
② コンデンサーファンが故障している
③ コンプレッサーが故障している
④ アイドリングストップの影響を受けている
エアコンはガスを圧縮して冷気を作り出し、ファンで車内に送風しています。
ですからエアコンが冷えないときには①~③の原因が疑われ、修理が必要になります。
また、最近は信号待ちや右折待ちなどの一時停止でエンジンをストップさせ、燃費向上を狙ったアイドリングストップ機能を持った車では、エンジンストップの間、エアコンが勝手に送風のみになる場合もあります。
こちらの場合では、エアコン優先、アイドリングストップOFFに設定する事で解消できますから、自分で直すことが出来ますね。
車のエアコン修理の相場はどれくらい?
エアコンのシステムに故障がある場合は、部品交換を伴いますが、ガスの交換や調整で改善する事もあります。
車種や年式によっても相場は変わってきますが、目安としては・・・
- コンプレッサー交換:5万円~
- コンデンサーファン交換:3万円~
- ガスの補充:3000円~5000円
- ガス漏れ修理:2万円~3万円
早めに気付いてガスの補充だけで済ませることが出来れば、負担が少ないですね。
とは言っても、エアコンの機種によってガスの種類が違いますし、素人が簡単に出来るモノではありませんから、プロにお願いしましょう。
初年度登録から7年を超えるあたりで、エアコンの部品劣化による故障が増えるようですから、お金をかけて長く乗るのか、乗り換えするのかの分かれ道になりそうですね。
車のエアコンの異常に気付いたら?
①アイドリングストップの影響がないかチェックする
→アイドリングストップ機能をOFFにしてエアコンの効きを確認。
②異音、状況をチェックする
→配管のつまりや漏れで異音がすることがあります。
また、全く冷気が出ないのか、30分ほどで徐々に冷気が出なくなるかでも対処が変わってくるので、チェックしておきましょう。
③スタンド、整備工場またはディーラーで修理
→異音が特にないならスタンドでガス補充をしてみましょう。
初年度登録7年以上、異音がするなど、部品の交換が予想される場合には、整備工場やディーラーに預けての修理を検討しましょう。
部品の取り寄せや作業に1日~2日、場合によってはそれ以上かかることもあります。
まとめ
車のエアコンが冷えないときには、
○アイドリングストップの影響や操作ミスがないかチェックする。
○異常が疑われるときにはスタンド、整備工場、ディーラーに修理を依頼する。
○初年度登録から7年を超えている場合、交換または買い換えを検討する。
夏場に慌てないように、普段から時々チェックしておきましょう。