ゴム手袋は、そのまま干して繰り返し使っているという方が多いのではないでしょうか?
ゴム手袋をはめて行う作業は、洗剤や薬剤を扱う事が多いので、そのままでは、ゴムの劣化を早めて寿命を縮めてしまいますから、できれば、洗って清潔に使っていきたいですね。
では、ゴム手袋の洗い方をまとめていきましょう。
ゴム手袋の洗い方
1 ゴム手袋をはめたまま、手を洗うように表面についた洗剤などをキレイに落とす。
(ガーデニングなどの後なら、石けんをつけて手を洗うようにします。)
2 良くすすいだら、きれいなタオルかキッチンペーパーで良く水気を拭き取ります。
3 内側も汗がついて臭う場合がありますから、裏返していきます。
このとき、口で風船を膨らませる要領で息を吹き込むと指の1本1本までキレイにかえります。
4 表側を濡らさない洗い方で、裏を洗っていきます。
臭いが気になるようなら、酸素系漂白剤を溶かした洗面器に10分ほどつけます。
(手首から上の部分が水没しないように洗面器の縁に洗濯ばさみで止めるなどしておきましょう。)
5 水が内側に入り込まないように、洗剤分を良く水洗いし、良く水分を拭き取ります。
6 手首のところを洗濯ばさみで吊して日陰干しします。
7 すっかり乾いたら、裏がして息を吹き込み、指まできっちり元に戻して干します。
ゴム手袋の使い方で注意したいのは?
直射日光で干す
素材の劣化を早めて、ひび割れの原因になります。
直射日光を避けて干しましょう。
酸素系漂白剤で洗って、キッチンペーパーを使って拭いておけば、生乾きの臭いが出にくくなります。
洗剤がついたままにする
何気なく食器洗いが終わった後、すすぎもそこそこに洗いおけにかけていませんか?
洗剤分はゴムの劣化を早めてしまうので、素手で食器洗いしたときのようにきっちりすすいでおきましょう。
ラテックスアレルギー
ゴム手袋で注意したいのがラテックスアレルギーです。
ゴム手袋をはめて作業すると手のひらなどがぼろぼろに荒れてしまう場合、ラテックスアレルギーが原因かもしれませんから、使うのをやめましょう。
まとめ
○ ゴム手袋は片面ずつ丁寧に洗う
○ 裏返すときは風船のように吹くと良い
○ 普段も食器洗いのあと、良くすすいで保管する
ゴム手袋はそのままだと洗いにくいですし、一気に水没させてしまう洗い方では、干すときが大変です。
風船を膨らませる要領で指の1本1本まで裏返して洗って、水分を拭きとって干すのがおすすめです。