妊婦さんは、赤ちゃんへの影響を考えると気安く薬を飲むことも出来ません。
夏風邪をひかないための対策と、ひき始めにオススメの治し方をまとめてみましょう。
妊婦さんの夏風邪対策
① 人混みを避ける
② マスクをつける
③ うがい手洗い
④ 十分な栄養を摂る
⑤ 十分な睡眠を取る
当たり前のことですが、絶対に風邪をひきたくないなら、ウィルスをもらわない、抵抗力を落とさないことがポイントです。
また、夏風邪のウィルスは高温多湿で活発になる傾向があります。
○ 湿ったタオルは早めに交換する
○ 家族での共有を避ける
○ ドアノブなど家族が良く触れる場所を、塩素系漂白剤入りの水で拭き掃除する
妊婦さんの夏風邪の治し方
夏風邪の代表「エンテロウイルス」はお腹にくる風邪、「アデノウィルス」は喉にくる風邪の原因となっています。
栄養状態が悪くなることで体力が失われ、免疫力が低下してしまうことを避けたいですね。
熱が高いときや症状が重いときには、病院にかかり、妊婦さんでも使える薬を処方してもらうなど医師の指示に従いましょう。
ひきはじめに、栄養をたっぷり摂って、休養することが第一選択です。
民間療法で利用される飲み物や食べ物と、睡眠を十分取ることがポイントです。
試してみたい民間療法
・ハチミツジンジャーレモン
しょうが1かけをすり下ろし、ハチミツ、レモン大さじ1に、お湯150ml程度を注いでかき混ぜます。
・冷やし甘酒
飲む点滴と言われる甘酒は、アミノ酸が豊富で体力回復にぴったりです。
米と米麹で作られた甘酒がオススメ。
・梅干し茶
湯飲みに梅干しを入れ番茶を注ぐ
梅干しのクエン酸に疲労回復効果がありますし、お腹の風邪にもオススメです。
・ハチミツ大根
3㎜程度のいちょう切りにして、浸る位のハチミツでつけ込みます。
大根をそのまま食べても良いですし、つけ込んだハチミツにおろしショウガを入れてお湯で溶いたものを飲むのもオススメです。
・葛湯
葛粉10と砂糖をぬるま湯でダマがないように溶いて、熱湯10ccを入れてかき混ぜます。
お好みで、しょうが汁をプラスすると、体を温めて引き始めの風邪症状をスッキリさせます。
まとめ
第一には、食事と睡眠に気をつけて、体力を落とさない、免疫力アップに努めたいですね。
風邪かなと思ったときには、ひきはじめに薬を使わない方法を試してしっかり休息を取りましょう。
ひきはじめの軽い症状のうちに、栄養と休息を十分取ることが大切です。
ただし、熱が高い時や不調が長引くときには、きちんと病院にかかって必要な治療を受けるようにしましょう。