キッチンなどの水回りは、使っていくうちに曇って汚れが目立ってきます。
強力なプロ用洗剤を使わなくても、毎日のお手入れがきちんとしていると、水垢は予防できます。
キッチン周りの水垢を予防する方法についてまとめていきましょう。
キッチン周りはなぜ水垢がめだってくるの?
キッチンの流しはステンレス素材など、反射する素材の場合が多いですから、汚れがたまると、曇ってしまい気になります。
ほとんどの場合、カルシウム分と、水道水のミネラルが固まって蓄積することで汚れや曇りになります。
お酢やクエン酸を使うと、こうしたミネラルをゆるめて、落ちやすくしてくれます。
お酢を1対1程度に薄めたものや、クエン酸を溶かしてスプレーボトルに入れて使うのがおすすめです。
お酢は、除菌効果が高いので、ピンクぬめりなどの水垢汚れにも有効です。
また、重曹を使ってみがくと、油汚れを落とす効果と、細かい粒子が研磨剤代わりになって、ぴかぴかになります。
キッチンの水垢を予防するお手入れ方法
夕食の洗い物が終わったら・・・
1 ゴミ受けをからにしてキレイにする。
2 お酢と水を1対1程度に薄めてスプレーに入れ、全体に吹きかける。
3 メラミンスポンジで全体を軽くこすり、お湯で流す。
4 布巾で拭き上げて終了。
茶渋などのシミができてしまった時などは、重曹を振りかけてこすると良いでしょう。
水洗レバーの周りなど、水ダレしやすい部分は水垢がたまりやすいので、操作するたびに布巾で拭き取ると習慣をつけると汚れが格段に減ります。
もし、水垢がたまってスプレーして流すだけで落ちない場合には、キッチンペーパーを巻いた上からスプレーして、酢のスプレー液で湿布するようにします。
20~30分ほどおいてからスポンジでこすると良く落ちます。
また、複雑なかたちの部分を磨く時には、古ストッキングやタイツを利用すると締め付け金具のつなぎ目など、細かい溝にも入り込んで良く磨けます。
巻き付けて、両端を交互に引っ張る動きで磨きましょう。
まとめ
○ キッチンの水垢を予防するためには、ぬれたままにしない事がポイント。
○ 1日の最後に、酢をスプレーして流して拭く習慣があるとかなり予防できる。
○ できてしまった水垢には、酢の湿布と、重曹磨きで対応すると落とせる。
清潔感を保ちたいけれど、どうしても水垢が目立ちやすいのがキッチン。
基本的に、水垢を防ぐには、水分をマメに拭き取ることがポイントになります。
普段から、1日の最後には、シンクの中を拭き取っておけば、水あか防止になりますし、翌朝も、気持ち良くスタートが切れますね。