マグロの大トロそっくり!?食べたら危険な深海魚

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マグロの大トロといえば言わずと知れた高級部位。回らない寿司屋で時価◯千円ということもめずらしくありません。

食べたいと思っても立ちはだかる価格の壁。なかなか容易く口にできるものではありません。他に大トロそっくりな魚がいればなぁ…と思う人もあるのではないでしょうか。

実は、大トロそっくりな魚、いるんです。でも、とってもリスキーなので、食べるか食べないかはあなた次第です。

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リスキーフィッシュ、バラムツとは?

深い海のそこでひっそりと生きる深海魚たち。その中に大トロそっくりな身を持つ魚がいます。その名は「バラムツ」。

見た目はとてもじゃないけど美味しそうには見えない風貌をしています。

しかしさばいてみると、その切り身は脂がのってパールホワイトに輝いています。美しい。

では、お味はというと、頬張った瞬間からじゅわっと脂がしみ出し、とけるような食感と旨味が広がります。深海魚特有の水っぽさもなく、生臭くもありません。似てます。

大トロに!

こんなに美味しいなら、いくらでも食べたい!と思わせるほどバラムツには魅力があります。でも、バラムツには食べてはいけない理由があるのです。

バラムツを食べたらどうなる?

味は絶品のバラムツですが、身の脂の成分がほとんどワックスエステルでできています。

この成分は人間の消化器では処理できません。だから食べると、この脂がおしりからそのまま流れ出してしまうという危険な作用をもたらすんです。また、腹痛や下痢を催したり、皮脂漏症という病気にかかったりすることもあります。

そんなわけで厚生労働省の指定から販売禁止になっており、市場には流通しないようになっています。

でも、釣り上げたものを食べてはいけないということではありませんから、リスクを冒してでも自分で釣って食べるというファンもいるようです。

まとめ

・大トロそっくりな魚の名前はバラムツ
・身の脂成分は人体では消化できない
・食べると腹痛・下痢を催したり、おしりから脂が流れだす。

大トロに替わる魚はいるにはいましたが、ちょっと敬遠したくなる存在でした。もし食べたいとなれば駿河湾の深海に潜んでいるので、自己責任でゲットしてみて下さい。

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