いつも仕事をそつなくこなし、結果を出す人と、何をやってもイマイチな人っている気がしませんか?
勝ち癖がつけば、何をやっても上手くいき、負け癖がつけば何をやってもうまくいかない・・・まるでそんな法則でもあるようですね。
ホントのところ、勝ち癖、負け癖は存在するのか考えて見ましょう。
勝ち癖・負け癖
勝負事でも仕事の成功率でも、上手くいくことが続くと、勝ち癖がついていると言いたくなりますね。
まるですべて運任せのようにも取れる言い方ですが、実は、勝ち方を知っている、勝つための習慣を身につけていると言い換える事が出来るのではないでしょうか。
たとえば、プロジェクトを進行に定評のある吉田さんと、結果が出せない野口さんがいたとします。
よく観察してみると、吉田さんの仕事の進め方は、リーダーシップを発揮しながらも、声のかけ方が絶妙で、参加者の意欲を引き出すのが上手です。
提案の影にどういう意図があるかを理解しながら、プロジェクトを組み立てて行くので、チームのメンバーもコツコツ積み上げなければならない地味な作業も、手を抜くことない仕事ぶりで団結しています。
一方、野口さんのやり方は、方向が残念ながらまとまらないまま、すべて事細かに野口さんが指示を出して始めてかたちを成す有様です。
チームの心がつかめていませんし、プロジェクトの目標達成に何をすべきか考えているメンバーがいないのです。
勝ち癖のある人は仕組みを理解している
人生で成功を収めようと思ったら、物事の仕組みを理解していることが重要です。
人は人に支えられているのだから、協力者に感謝することあ大切だということ、成功のためには、結果に必然性が生まれるバクボーンが必要だということを知っている人は、勝ち癖を持っています。
結果に結びつくプロセスを大切にする人は、勝ち癖をキープ出来るのです。
もし、勝ち癖のある身近な人をうらやんだり、ねたんだりしたら、その瞬間からあなたには負け癖がつくでしょう。
野心を持つなら、周りの力を最大限味方につけることと、地味な作業の繰り返しを投げ出さずにやり続けることで見えてくるモノをしっかりつかんでください。
まとめ
○ 勝ち癖のある人にも負け癖のある人にも必然の理由がある
○ 勝ち癖は周りを味方にすることと、地味な作業の繰り返しでもたらされる
○ 妬みは捨てて、すべきことを抜かりなくやる
あなたの強みは何ですか?
勝ち癖のある人は、自分の特徴を客観的に知っていて、最大に生かす方法を知っているのです。
もし、自分の強みが何かわからないというのであれば、どれだけやれるのか、目の前のやるべきことに食らいついていく事です。