テレビでおなじみのタモリさんが、お風呂では石けんを使わず、湯船に浸かるだけという入浴法だと発言。
それ以来、洗いすぎない入浴法が、肌の健康を守るという説が定着してきました。
福山雅治さんも、洗いすぎない洗顔や入浴法を実践していると、言っていますね。
タモリ式入浴法のメリットとは?
タモリ式入浴法とは、とくにこすらず、石けんやボディーソープも使わず、湯船に10分ほど浸かるだけの入浴方法。
老廃物や汚れは、これだけで自然に洗い流されて、必要な皮脂や常在菌を残すことが出来るので、肌のトラブルがなくなると言うものです。
アトピー性皮膚炎で悩む患者さんは、石けんは必ず泡立てて使い、直接肌にこすりつけない様に指導されます。
濃度が高い石けん液やボディーソープは、皮脂や常在菌を洗い過ぎてしまうということです。
20歳以前の新陳代謝の活発な年代の場合には、石けんを全く使わない場合、角質や老廃物が落としきれずにたまる心配があります。
しかし、50歳では皮脂の分泌が20歳の時の半分になると言われていて、20歳を過ぎて同じように洗い続けるのはトラブルの元になるのです。
洗いすぎずに肌の健康を守る
実際にタモリ式入浴法を使ってお風呂に入っている人の肌の調子が良いという意見を見かけます。
中には、洗い足りない、ニオイが気になるというケースもありますが、乾燥肌が改善した、肌トラブルが減ったという声が多いのも事実です。
皮脂は洗い過ぎると、若い年代では肌を保護しようと出過ぎてしまいます。
また、皮脂の分泌量が減少してくる年代では、不足して乾燥しがちになります。
湯船に浸かるだけの方法なら、洗いすぎを防いで、自然な皮脂のコントロールをサポートできます。
皮脂と常在菌が適度に保たれることで、肌のバリア機能が正常に働いてくれるのですね。
まとめ
○ 乾燥に悩むアラフォー女性には、タモリ式入浴法がオススメ
○ 肌トラブルが多い人は洗いすぎをチェック
若い年代では、こすらないと垢がたまる場合がありますが、湯船に10分ほどゆっくり浸かって、自然に老廃物や汚れがおちる入浴法で肌の状態が良くなる人も多いのです。
ただ、お風呂の温度が熱いと、10分浸かる間に皮脂が失われてしまい乾燥しやすくなる場合もあります。
ぬるめの温度で試しても乾燥が気になるなら、刺激の少ないクリームやオイルを少量使って見ましょう。